法律事務所のためのおすすめOA機器(安上がり編)

※一般民事中心の事務所を想定して,必要十分な機能を発揮しながら,安上がりに済ませるというコンセプトで選んでいます。
※このエントリは適宜更新する予定ですが,新商品の発売によりベストではなくなっている可能性があります。

以下,全部買っても20万円。

【オフィス用複合機は不要】
オフィス用複合機は極めて高価です。また,カウンター料金がかかる場合も少なくありません。
極めてお金のかかる割に故障の多い不思議な機械がオフィス用複合機です。
しかし,考えて見れば,オフィス用複合機とは,コピー機,FAX機,プリンタという3つの機器が合体したものです。

さらに考えるとコピー機は,スキャナとプリンタの合体ですから,
・スキャナ
・FAX機
・プリンタ
です。

近年,これら3つは急激に高性能化・低価格化していて,オフィス用複合機を購入するより,ばらばらにこれら3つを購入する方が安価な状態にあります。

【おすすめのスキャナ】
日常のコピーでもっとも多いのは各種の書類です。

A4以下のサイズであれば
FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500
で処理できます。

なお,カタログスペックが良さそうでテスト未了なのは,
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=grebelawlibra-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00GBRROCS
です。サイズ違いの書類が一気に読み込めるとか,複数台共有がScansnapより良いとかなんとか。

次にコピーが多いのは通帳ですが,これは紙の重なり合いを検知するスキャナではエラーが出て対応できませんが,そういった機能のないモバイルスキャナで対応できます。
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=grebelawlibra-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B004COKSSE
横向きに読み込むのがコツです。

その他のコピーはコンビニで済むのではないかな・・・。
(次に紹介するOfficejetでもある程度カバーできます。)

【おすすめのFAX】
FAX単機能ではなく,SOHO用複合機なのですが,
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=grebelawlibra-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B007FICWR4
がおすすめです。

使い方ですが,基本的に印刷しません。
受信したFAXをE-mailにpdf添付で転送する機能がありますので,メールとして処理します。

【おすすめのプリンタ】
印刷する書類のほとんどがA4のモノクロですから,その機能だけあれば間に合います。
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=grebelawlibra-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B004184ZR6

その他のカラー印刷物は先のOfficejetで足りるでしょう。
不足を感じた場合は1万円強のA3インクジェットプリンタを買いましょう。

【おすすめのビジネスフォン】
弁護士・事務局を併せて4名まではビジネスフォンは不要です。
家庭用電話機を買えば足ります。

スマートフォンの電話帳を利用するという観点で
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=grebelawlibra-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00FOJB9D4
がおすすめです。

【おすすめのパソコン】
各社の低価格帯モデルで足ります。
CPUはcorei3程度,メモリ4GB,HDD 500GBで十分でしょう。
価格の目安は8~10万円です。

裁判文書の規格と必要な設定事項

平成12年9月20日 日弁連企第186号による。

訴状,答弁書,準備書面,証拠申出書,証拠説明書,訴訟委任状,口頭弁論期日請書,受領書,弁論要旨,弁護人選任届について
・裁判所より特段の依頼がない限り,原則としてA判横書書面 -> 【ページ用紙設定】
・参考書式の仕様は1行37文字・1頁26行・左余白30㎜・上余白35㎜ -> 【行数・文字数】【余白の設定】

・片面印刷 -> プリンタ側かWriter側か

・左綴じとし,左余白30㎜以内のところで,ホチキスにより2か所をとめる -> ホチキスマーク

・文字サイズ12ポイント。ただし,見出しの文字の大きさを変更するのは任意。

・裁判文書は「,」に統一しているので「,」の使用のご協力をお願いしたい。
 ただし「、」を使用されている文書も用いることができる。 -> 【校正機能】

・ナンバリング

・字下げ

・フォントの設定