平成26年12月25日(木) 9時~17時の日程で,北九州市立教育センター主宰の学校教育課題研修でパネリスト,講師をしてきました。
平成26年最後の講演でした。
公立学校の教員を対象とする研修で,新規採用,10年,専門,管理職の研修をまとめて実施するという大変に意欲的な取り組みでした。
研修テーマは「教師と保護者との望ましい関係づくり-イチャモンの裏にあるもの-」でした。
午前中,シンポジウム「父ちゃんの愛情弁当 -イチャモンの裏にあるもの-」というテーマで大阪大学大学院の小野田正利教授をコーディネーターとして,兵庫教育大学の新井肇教授,北九州市立大学の楠凡之教授,北九州市立門司中央小学校の廣石照子教諭をパネリストとするシンポジウムにパネリストとして参加し,保護者の言動の読み解き方や教員間の支え方などについて,具体的な事例を踏まえたディスカッションを行いました。
午前の後半と午後前半は,「保護者との間に生じる法的トラブル -何をしなければならないか,何に留意すべきか-」をテーマに2時間にわたって,保護者トラブルにおいて負う可能性のある法的責任,その場合の個人としての負担,具体的なトラブル場面における組織としての対応,個人としての対応方法などについて,約100名の先生方を前に講演を行いました。
午後の後半は同内容の講演を再度行いました。
対象は別の先生方約100名でした。
(複数分科会並行の入れ替え制でした。)
非常に体力を要する講演でしたが,熱心に聞いて下さる先生方におされて,どうにかやりきることができました。