著者は元大蔵賞財務官・慶應義塾大学教授。
思考を早く正確にする具体的ノウハウを書いている本。
全50項目。
項目を見ると内容は想像が付くので,目次があれば済んでしまう本かもしれない…。
個人的には,「年齢に関係なくいつでも暗記しよう」の項目が良かったので採用している。
【読書メモ】
絞り込んだニッチテーマ ex.済んでいる水族館を徹底的に。
コンパクトサイズ 5記事~数十記事。
全体設計がっちり 想定訪問者のニーズを前提に全体構成を設計。
テーマ設定
オンリーワンを目指す。
絞り込んでオンリーワンになる。
・年代。シチュエーション。職業。金額。季節。時間。エリア。目的。状態。性別。時期。時間。期間。
企画書の概要
・全体像
・テーマの先にいる想定ユーザ
・タスク管理
企画書・具体的
・サイト名
・ショート説明 コアとなる要素を短めの単語で
・サイトコンセプト(バックグラウンド
・想定訪問者 属性・ニーズ・利用シチュエーション
・サイトの形式・内容・集客 他
・主なコンテンツ
・アピールできる強み
・初期タスク・課題
・集客プラン
・マネタイズプラン
・その他
作成する記事のタイトル一覧を書き出す
・情報をユーザの時系列で切り分ける。他の視点切り分けもあり。
・知識・情報ゾーンと体験ゾーンとを分ける
・カテゴリを切り分ける
・トップページの構成・配置を片付ける
・作成予定の記事をリストアップ
牡蠣フライ・ソフトクリームみたいな本だった。
大きなくくりでは兼業主夫(?)の子育てエッセイである。
出版間もないタイミングで私のTweetを使ったからということで献本をいただいて(220ページに載っていた),今日,ようやく読了した。
ちょうど,うちも弁護士・自営業夫婦であり(男女逆だけど),一文くん(本の中で子育てられている男の子)の少しだけ後に生まれた子がいるので,場面も気持ちもすごく分かる。
あ,いや,違う。
半分くらい分かる。
子どもに関するエピソードはものすごく分かる。
カワイのピアノもあるし,体調を崩し方もよく分かる。
皮膚が負けやすいところや呼吸器弱めなところまでよく似ていて,
「あー,あるある」とか,「あったあった」とか言いながら読み終えた。
また,働き続けないと稼ぎのない自営業の子育ての大変さも分かる。
他方,お二人の夫婦関係は全く分からない。
あまりに色々とセキララ過ぎてここで中身を書くこと躊躇される。
気に入った本は数冊買って友人に送ったりするのだが,この本を差し上げるとセクハラになりかねない。
ここまでのセキララ文章と子育てエッセイとの組み合わせで1冊の本というのは,これまでなかったに違いない。
食べ合わせの悪そうなものの組み合わせで美味しく仕上がっている本だった。
【おすすめしたい方】
下ネタ耐性のある子育て中の方。
【おすすめできない方】
未婚の方。
※「おっぱいがほしい!」というタイトルは秀逸だと思う。
夜中に泣き出したときのうちの子はおっぱい以外での沈静化は不可能でパパは何もできないのである。切実。
※私のTweetを使っても良いかという連絡は三輪先生からいただいた。こんな連載でも原稿作成段階で三輪先生のチェックが入っているのか…と読後に思い返して驚愕。
https://cash.jp/
以下,単なるメモです。
ちょっと気になったので利用規約を読む。
キャッシュにした時点で,売買契約成立・所有権移転の古物営業の体裁をとっている。商品を送らずキャッシュを返す場合の2ヵ月15パーセントの手数料は売買契約の解除に伴う予定損害賠償としての処理。
ただ,これ,社会的機能としては質屋営業なので,質屋営業の許可をとっておくのが手堅いのだが,そこをどうしているかは不明。仮に質屋営業の許可をとっていないと,質屋営業について古物営業の体裁をとれば潜脱して良いかという問題が出てくる。
手数料が2ヵ月15パーセントという設定は質屋営業法を見ているような気がしないでもない。質屋は歴月9パーセントの計算が認められている。
悪用やお得な使い方については,既にいくつもアイディアがあるが,ブログに書くのは止めておこう…。
※2017/06/28 14:36追記
質屋営業とってないらしい。とすると,感覚的判断としてはとっていいリスクを超えてる。
すでに,友だちのものをとってキャッシュにしたやつ(今のところ返済するつもりはある,メルカリの商品写真で査定を受けてプラスを確認してからメルカリで購入しているやつ(新種の無在庫転売)がでている模様。
※2017/06/28 15:45 追記
どうも,写真は査定に影響していないっぽい。
写真を判別するか,人間が写真みて査定してるんじゃないかくらいは思っていたのだが,どうも入力された文字情報だけしか見ていないようだ。となると,売買契約の目的物の特定を欠いていることになりそうであるし,質屋営業法の潜脱であることがはっきりしてくる。
MHMはホントにこれを大丈夫といったのか?
Amazonで詐欺業者が増えているというニュースがでており,正規業者にも飛び火する等の問題が出ているようです。
関連して,「Amazonで騙されないで買い物する方法」というブログ記事を見つけたのですが,転売の問題と詐欺の問題をごちゃ混ぜにして問題を捉え切れていなかったようなので,注意喚起の意味でエントリを書くことにしました。ニュースで問題になっているのは転売屋ではないのです。
サンプルとして「Logicool ロジクール G440 ハード ゲーミング マウスパッド G440r」という商品を見てみましょう。
Amazonの表示する販売者の商品価格は現在1620円(+送料)です。
しかし,下の方に「新品の出品:11 ¥750より」の文字が見えます。「同じ物なら,できるだけ安いところから買いたい」ので,ここをクリックしてみましょう。すると,
こんなページが表示されます(上の方を切っています)。
850円(+送料340円)で販売している業者がいますね。安いですね。
でも,この業者は恐らく詐欺です。
見分け方を説明しましょう。見るべきポイントはこちらです。
この販売者には過去の販売に関する評価がありません。その上で,配送日が少し先(記事作成日は4月27日です。),かつ海外に設定されています。
これは,商品を即日発送したことにしておいて代金を受け取って逃げる詐欺手法と考えられます。商品到着がなくとも5月18日までは購入者は文句を言わない可能性が高く,しかし,即日発送として記録されていますからこの頃には販売者には商品代金は支払われており,詐欺が成功するのです。
ではこの商品はどの販売者から買えば良いのでしょうか?一番分かりやすいのは2780円のショップクリックマウスです。
この販売者にはAmazonの配送センターより配送の記載があります。
これは,Amazonの管理する倉庫に商品があるということですから,通常の場合(Amazonの管理ミスや配送事故のない限り)商品は配送されます。
でも,ちょっと高い。この場合はPCDEPOTから購入するのもありです。
判断はここを見ます。
この販売者には過去12ヵ月に4220件の評価があり,94パーセントの高い評価を得ています。このような販売者が詐欺であることはまれです。ただし,最近の評価がない場合や最近になって悪い評価がついている場合はアカウントが乗っ取られているなど,危険なことがありますから,その場合は避けてください。
商品を1円で販売するなどして,購入者の個人情報を収集する詐欺の手口も知られています。これも判別は基本的に手口1と同じですが,それ以前に,右から左で中古屋に売っても利益になるような値段は必ず訳ありですから注意しましょう。
さて,ここまでの結果をまとめましょう。