「弁護士業務におけるIT利用入門の入門」(自由と正義2月号)の補足(Ⅴについて)

Ⅴ 弁護士のためのIT活用

Ⅴ2 PCのモニターは暗めに設定する

PC用メガネはJINSを使っています。
度なしもあるので,視力の良い人もおすすめ。

Ⅴ3 キーボードの配置を見直す

リストレストですが,ジェル状のものが入っているタイプは,冬場とても冷えることがあるので要注意。

Ⅴ4 PC操作を効率化・迅速化する

脱マウスと書いていますが,マウスとキーボードの間の手の移動を最小化するため,マウス側でも色々できるようにMad Catzのマウスを使っています。
ボタンに色々な機能を割り付けることができますので,簡単な作業はマウスだけで完結します。

マウスをもったら持ちっぱなしというイメージです。

ビジネス法務系スター弁護士サイ太先生から指摘がありましたが,CTRL + Y というショートカットも便利です。

説明は面倒なので,こっちを読んでください。
[windows]すげえ使える「繰り返し」のショートカット=Ctrl+Y

Caps と CTRLの入替えについては
CtrlとCapsを入れ替え! Windowsのキー配列をカスタマイズ
を参照。

画面分割ソフトについては,EIZOのScreenSlicerを使っています。
1枚だけはEIZOのモニターにする必要がありますが
マルチモニターの場合でも1枚だけEIZOなら,EIZOでない他のモニターも分割できます。

親指シフトについては,日本語入力コンソーシアムを参照するか,Wikipediaでも見てください。

具体的な導入方法については,
こちらのブログの一連の「親指シフト導入記」を参照していただくのが良いと思います。

親指シフトは,Let’s Note ともVAIO Proとも相性は良いです。

「弁護士業務におけるIT利用入門の入門」(自由と正義2月号)の補足(Ⅳについて)

Ⅳ1 スキャナーについて

シートフィーダ型のスキャナーとして念頭にあったのは,
富士通 FUJITSU ScanSnap iX500 (A4/両面/Wi-Fi対応) FI-IX500A
オーバーヘッド型は
富士通 FUJITSU ScanSnap SV600 (A3/片面/オーバーヘッド読取方式) FI-SV600A
である。

Ⅳ2 スキャナー以外の情報電子化機器について

文書撮影に使うデジカメとしては,Olympus STYLUS SH-1などオリンパス社のコンデジに定評がある。
スマートフォンと連携することができるので,デジカメで撮影した写真をスマートフォンに自動で転送し,そこからさらにiftttのような自動化アプリとの組合せで,EvernoteやDropboxに自動保存するといったことも可能。

スマートフォンアプリとしては,Evernote社が提供しているScannableというアプリが使いやすい。

Ⅳ3 FAXの電子化について

前の記事で書いたOfficejet Proを念頭に記述した。

Ⅳ4 債務整理事件における資料の電子化について

通帳のスキャンに使用しているのは,
富士通 FUJITSU ScanSnap iX100 (A4/片面/バスパワー駆動) FI-IX100W
である。
通帳を横向きに入れるのがコツ。

個人的には,通帳の写しを紙のちょうど真ん中に印刷できるのが気に入っている。

「弁護士業務におけるIT利用入門の入門」(自由と正義2月号)の補足(Ⅲについて)

個別の商品名を書くことが些か憚られたので補足等。

Ⅲ1 PC選びについて

個人的にはhp社のPCを推している。
トラブルが少なく,ケースがあけやすいため。
メモリを足したり,デュアルモニタに対応させるためにグラフィックスカードを挿したりし易い。

Ⅲ2 キーボード選びについて

all 30グラムのキーボードで現行品としては,
東プレ Realforce108US 静電容量無接点方式 ALL30g ホワイト USB SJ38D0がおすすめ(リンク先はAmazon)。

仕事を早くする(手の移動を最小化する)という観点からは,テンキーを使うべきではないと考えていて,自宅ではRealforce 89S 10thというテンキーのないキーボードを使っているが,残念ながら廃盤になっている。

キーボードに2万円近く出せないという人は,せめて
富士通コンポーネント Libertouch White USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ホワイト FKB8540-051/Wを試して貰いたい。1万2000円くらい。

高価品のキーボードは10年くらいは使えるので,トータルコストとしてはそれほど高くないというべきだろう(万年筆やボールペンにもっと高いお金を払う人は沢山いる)。

Ⅲ3 複合機選びについて

記事を書くにあたって念頭に置いていた機種は
HP ヒューレット・パッカード A4複合機 Officejet Pro 8610 ( ワイヤレス 自動両面 4色独立 ) A7F64A#ABJである。
記事では3万円程度と書いたが,Amazonで2万5千円程度。

Ⅲ4 プリンター選びについて

A4モノクロレーザーについて,念頭にあった機種は
brother A4モノクロレーザープリンター 30PPM/両面印刷/有線・無線LAN HL-L2365DW。約1万4千円。これを3台くらい使うのが理想。1台は封筒印刷用にしたい。

A3インクジェットは
Canon キヤノン インクジェットプリンタ PIXUS iX6830
あたりで対応できるだろう。